この地方は非常に興味深い地域なので少しバスクの説明をすると。バスクとは歴史的な領域としてのバスク地方(バスク語:Euskal Herria)は、バスク人とバスク語の歴史的な故国を指す概念である。ピレネー山脈の両麓に位置してビスケー湾に面し、フランスとスペインの両国にまたがっている。
バスク語の起源は未だ謎のままで、世界で最も難解な言語の1つと言われていて。悪魔がバスク人を誘惑するためにバスク語を習ったが、7年かかって覚えたのは『はい』と『いいえ』だけだったなんていうジョークもあるほど。文法的には、ヨーロッパの言語よりも日本語の方が近いとも言われている。
知れば知る程興味深いこれからのフランスバスク地方の3日間が楽しみだ
この雨じゃとてもじゃないが、歩けないので駅で暫く降りが弱まるのを待つ。なんとか歩けそうな降りになると、駅から本日の宿泊先Tempo Regidence chateauneufへ向かう。途中橋を越える頃には雨が強く風も強くなり、折り畳み傘が大変な事になり、歩くのが辛い状況になったが、なんとか根性で持ち堪える。
そこから解り辛い地図片手に何回も道を間違えながらも
なんとか目的地に辿り着いたのは良かったが、それも束の間またしても新たな試練が待ち構えていた。
写真に書いてある通り、一定の期間月曜から金曜はレセプションが居ないらしく。入り口は閉まっていて中に入れないのだ!!!
要のある方は電話を入れてくれとの事だった。
だったら事前に教えろよ!!
と突っ込みを入れたい気持ちもあったが電話を掛けるしか無い…。正直なんちゃって英語しか喋れない私にとっては非常にハードルは高かったが勇気を振り絞って、それはまるで、好きな子に告白するようなドキドキと英語の勉強の必然性を痛感した瞬間だった。
Today resavation
My name is yuichi takeyama
door no open
Please coming!!!」
と、取りあえず単語を並べて話すと、あっさりokと返事をしてくれてドアの前で待つ事5分後に受け付けのお姉さんが笑顔で来る。
ドアを開けて貰い自分の部屋の鍵を渡し開け方を説明すると姉さんは、そそくさ帰ってしまった。
こんな悪天候で、しかもドアの前で待たされて、ついてない今日は洗濯でもするかと思い、部屋に入るとちょっと驚き、今回の旅史上一番広い部屋で家事も出来るように調理器具一式が揃ってしかも一泊4300円だ
しかも終わった頃には空が明るくなり晴れだしたのである。なんか今日は振り回されまくりの日だなぁーと思いつつも、折角晴れたので散策すると。何よりも、一つ一つの建物に魅せられたのであった。
特徴的なのは窓で何処の建物もバスクカラーの赤と緑を意識的に使ってる家が殆どで可愛いらしい町並みなのだった
それと店名だったりがフランス語では無くバスク語で書いてある店も何件かあり
店の人の話し声が明らかにフランス語では無く聞いた事が無い言語で話されてるのが印象的で一瞬フランスにいる事を忘れそうになるのだった。
同じフランスでも、地域特に国境沿いの街で文化がガラっと変わり地方によっては異国の地に来たのでは無いかと感じさせるのも陸続きのフランスの面白さだそれから明日の交通手段の確認などで再び駅へ行くと
割と街がコンパクトで私が行きたい近郊の街もアクセスもいい事に気づく、それからはコンビニでこの地方のワインとパンとチーズとハムを買い込み今日は宿泊先で飲んびり過ごす事にした。
色々アクシデントはあったが、今思うと旅のネタ話しにもなりある意味愉快な日であった。
しかし無事ホテルに入れたのは本当に良かった笑笑
今日の一曲
Lonly stranger /Eric clapton