寂しい。ストラスブールと遂にお別れだ9時半にカテドラルに行って内部を見学する
途中メチャクチャ目を引くパティスリーがあったのでパンデピスを買う、このパンデピスはウチの店でフェワグラのテリーヌに添えたスパイスの効いたハチミツとライ麦のパンだ。身支度を整えてからストラスブール駅へ向かう、これからブルゴーニュ地方の首都ディジョンへ向かう。ディジョンとはブルゴーニュワインのブルゴーニュ地方の首都でマスタードで有名なマイユ社とカシスリキュールの2枚看板が有名だ。正直私の目的地はここから特急で30分程のボーヌという地域だここはブルゴーニュワインの中心地だ何故ディジョンにしたかと言うとボーヌには泊まるところが少なく、軽いノリでディジョンにしたのだ。ガイド本には交通の詳細やらが書いて無い…。(`・ω・´)そういう時は気合いでどうにかするしか無い(涙)こういった場合、過去の経験から言うと色んな意味で苦労を葬る事が多い、案の定今日はその通りの結果だった。Dijon ville駅に13時15分に着いたのはいいが
宿泊先のDijon pont neuvre駅へのバスの出発は通常だと14時15分なのにダイヤが変わったらしく14時50分だった。
フランスのバスは曜日、月でダイヤが変わる事が多く、しかも時間通りに来ない事が多いので日本の正確さだったりに慣れてると痛い目に合う、しかも私みたいに初めてその土地を訪れた物は四苦八苦させられる、本当は他の交通手段はあっただろうが、これは後から解った話しで、知らない場合は自分なりに敢えて失敗して勉強するしか無いのだ、敢えてこの交通手段を選らんだのは、その時はその行き方しか知らなかったからなのだ、この待ち時間バスマップがあればどれだけ良かったし、事前の下調べをしとけばって話しだが、旅の難しいところは現地に着いてからじゃ無いと分からない事が多く杓子定規に収まら無い事がほとんどなのだ、ある意味計画通りに進ま無い時こそが旅の楽しみ、面白さで分からない事が分かった時の充実感、これは旅を味わった物にしか分からない聖域だ。どうにか宿泊先のある場所に着いたのがいいが、今度は受け付けの係が休憩中なのか居ない…。まぁなんくる無いさぁと自分にいい聞かせ、しょうが無く15分程宿泊先前で立っていると受け付けの人が帰って来て無事、チェックインする事が出来た。今回の宿泊先はアパルトメントとホテルを混合した施設でApparteo Dijon
フランスに来てから今迄の宿と比べてダントツに設備が良く、しかも部屋の中にトイレ、シャワールーム、冷蔵庫迄あるのは初めてだった。今までの宿泊先の特徴はトイレ場合によってシャワールームが共同だったのだ、しかもこの設備で5000円を少し切るのはフランス国内だと中々無い(`・ω・´)
これよりも安く泊まりたい場合はユースホステルなのだが、全く見知らぬ1人と部屋を共有する事とセキュリティを気にしながらだと眠りに集中でき無い事が多く改めてヨーロッパの物価の高さを痛感する。しかし設備は最強だが田舎町ゆえご飯を食べるとこが無くあっても進んでお金を払って迄入りたい店が無く個人店のコンビニが一件だった、部屋に着き荷物を置き、とりあえず街を散策する事にした。宿泊先から適当に歩くと国鉄では無く、私鉄のバスがありこれがこの街の主な交通手段という事に気付く、そのバスを適当に乗ると見所が割と一点に集中してる事に気付く。
ガイド本に書いてる通りだと旅の面白みは75パーだが、自分で考え導き出したプラン二ングは苦労はあれど場合によっては120パーの充実度がある。正直今迄の滞在先で、一番面白くない場所だが、今日は今回の旅で一番頭をフル回転させ、ある意味一番面白かった。それは全く予測が付かない場所に自分の身を置いたから必然だと言えば必然だ。しかしだが、これからの2日間が期待と憂鬱を彷徨う。 しかも明日は予報で雷雨らしい…。これは何もするな!のサインなのか!?今日はゆっくり眠る事にする。
今日の一曲
Sun rise light flies/ Kasabian