今日も遅めの起床外は小雨がパラついて、少々寒いしかし12時を過ぎる頃には晴れて暖かくなるので、まずはバスでマティス美術館に向かう、辿り着くと開館時間迄30分程時間がある。
仕方なく散策して時間を潰して再び入り口に向かうと日本人観光客の団体がいて、少々マティス見学のテンションが下がる、中に入ると、荷物検査をされてからチケットを購入する。24hチケットを購入するこれが一番安く10eでこれを買うとニースの指定された美術館15ヶ所位周りたい放題になる。
初めてマティスの絵を至近距離で見て改めて色使いと力強さと躍動感に魅了される。
次のバスが12時10分到着なので、そこに合わせて20番バスに乗車する為にバス停に向かうが予想通り時間に来ない。 もしかしたら、フランス名物のスト???と思ってた矢先バスは20分遅れで到着する。もうバスに関しては遅れて当たり前で定時に着くなんてラッキーと思うしか無い笑
ニースの市内バスは少々アバウトで場内アナウンスも次何処に行くかの電光掲示番等、気の利いた物等、皆無で乗り手を選ぶのだ笑
乗り手側も目的の停留所とその前の停留所を覚えとか無いと大変な目に合う、
後もう1点バスを待つ時は手を振ったり何かしらアピールし無いと素通りされるので要注意である。
これはニースに限らずである。この20番バスでla porteで下車し100番バスの停留所を見つける。
◆100番バスについて【コートダジュールの人気観光スポットのニース、エズ、モナコ、マントン間を走る人気の路線、このバスに関しては場内アナウンスも電光掲示番もある、海岸線を走り窓からは途中何箇所も絶景スポットを通り乗り手を飽きさせ無い、しかもニースからモナコ迄の間は片道1.5Eと破格なお値段、時間に余裕のある方は是非このバスを
デメリットは夕方のラッシュアワーは渋滞に巻き込まれる恐れがあるので目的地には大分遅れる覚悟を持って乗る事。】
ラザニアは手作りでは無く冷凍のラザニアでチーズは硬くラザニアも硬く、塩味も聞いて無い負のトリプルスリーで、こんなんで10.9E日本円で1300円は無いだろう……だった。今思うと空腹過ぎる状態は真っ当な判断力を鈍らせる。取り敢えず何処でもいいからになるのでハズレの店を引く可能性が高い。
そこのオーナーらしき人はフランス人では無く移民の人で客の入りも悪く、地元の人よりは観光客目当てで何の拘りも無い店だったのだ。
気をとり直して100番バスに乗るとエズ迄の間が絶景スポットの連続で先程の悪夢が吹っ飛んでしまった。
海が綺麗過ぎて山の上からのニースの街並みがとても綺麗だった。モナコに入ると貴重な光景を目にするのだった。
今月の11日にモナコGPがあり設営の真っ最中だったのだ、しかも狙った訳でも無く偶然なんて運が良過ぎるとしかいいようが無い!
そこから30分して無事目的地のマントンに着く。マントンの街並みはニースとモナコに比べると素朴で華やかさは少々だが。
観光客が少ないので、落ち着いて散策出来るのだった。後気づいた重要な点が一つそれは、街のレストランがフランス料理では無くイタリア料理店が8割でほとんどの客がピザかパスタを注文している。
パスタの特徴はショートパスタが中心で、ラザニアは基本どの店にもある、これはカルチャーショックを受けてしまった、マントンという街はイタリアの国境沿いに近いのが一番の原因で料理自体もイタリアの影響が大きい。
コートダジュール地方の郷土料理は自分の感じたイメージは、イタリア料理なのだ
メニュー表記はpastaでは無くpatesと書かれているのも大きな特徴だフランスで目一杯イタリア料理を楽しみたいのであれば、コートダジュール地方が当たりだ。
そんな事を感じつつ目的地の私がフランスで一番好きな芸術家、ジャンコクトー美術館の場所を聞きにツーリストインフォメーションに行くと、今日は休みだったのだぁ。フランスは日曜から火曜日が休みのお店が多いので要注意だ!仕方なく自力で探すべく海沿いを歩くといとも簡単にジャンコクトー美術館を見つけられて寧ろビックリだった。
中に入ると初めて目にする本物のコクトーの作品が沢山ありテンション上がりまくりで調子に乗って帰りのお土産ではコクトーのポストカードを買いまくり店員さんを困らす。15時が過ぎ帰りのニース行きのバスを乗る為停留所に行くと既に来ていたが間一髪間に合う。
バスはモナコに入ると渋滞に巻き込まれ中々進まない。仕方なく明日観光予定だったが急遽下車し散策すると、モナコGPのコースを見て回る、どうやら一部は勝手に入っていいらしい。観客席のvip席のある場所がなんとプールがありラグジュアリーでビックリする。
今日の一曲
Qua quara qua qua /Baden powel