フランスの現地のビストロ【定食屋】ブラッスリー【居酒屋】のワインリストって日本ではあり得ない位の額で飲めます。例えば有名どこだと、シャブリだったりコートデュローヌだったり、更にコンビニに行くとワイン好きには幸せな日常が待っております。それもそのはずこれってしょうがない事です。
現地フランスのワインが日本に入ってくるには輸送費、関税等でどうしても高くなってしまうのです。上記に書いた、例えばシャブリだったりコートデュローヌって日本だとどう安くてもボトルで4000円で売るのが限界ラインです。
銀座だと安くて6000円位じゃないでしょうか?この4000円て価格ほとんどのお客様にとったら、結構財布の負担になるのではと私は考えてここ最近店のワインを新世界系を少しづつ入れボトルワインリストを1500円から2500円を作りました。
じゃあ何故、フランスワインは新世界のワインより高いかと言うと現地の人件費と物価が関係しております。物価、人件費が高ければ、どう考えても売値が高くつくのは致し方無い事です。
開業当初はフランスワインオンリーで勝負しましたが、見事にフランスワイン好きなお客様からしたら、なんで、あれが無いんだグランヴァンが無いんだ等、物足りない内容のリストに感じさせられた事があるのはそれが理由でございます。
そういう方々には誠に申し訳ございませんが持ち込み料2000円でお好きなワインを何本かお持ちになられるか、来店の3週間前にこれを飲みたいんで、入れて欲しいとお伝えされる事を強くお勧め致します。【中には入らない物もございます】
在庫の都合上高額な店売り5000円以上のワインは店として、置いても綾瀬ではほぼ出ないのです。しかし、時折大変ワインが好きな方がいらっしゃるのを踏まえて20本ほど在庫しております。私からしたら、幾ら美味しかろうがお客様に財布の負担になるやり方だけは避けよう、それだけは、ワイン食堂o'bo時代から一貫して守ってる事です。
5000円ワインが出たとしても4か月に1回の割合です。また売値1500円から2500円で美味しいフランスワインをセレクトするのは大変気の遠くなる作業です。それだけ安価で美味しいフランスワインを探すのは困難な作業になるからです。
その点、近年の新世界(チリ、アメリカ、オーストラリア等)のワインは上記に書いた人件費、関税等の関係でフランスより、安価で質の高い物が沢山あるのはその為なのです。もしもですが、フランスワインを興味を持ち始めてる方がいらっしゃり、フランスワインで美味しい物を飲みたいのであれば3000円以上のワイン(銀座だと+3000から5000)をご注文下さい、この価格帯から外れる率が格段に下がります。と言うよりフランスワインはここからが勝負なのです。
これは、ウチのお店に限らず他のお店に行かれた時是非、試してみて下さい安価でそこそこを求める方は、2000円代で私、スタッフ也に是非聞いてみて下さいこれは高額な商品を売りたいのでは無く先程話した事情がある事を踏まえて頂ければより、皆様が様々なレストランでワインを楽しめるかと思ったからでございます。