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今日でニース滞在も最終日、コートダジュール地方最後はサンポール ド ヴァンスを回る、

 

この村は軽い下調べがある程度で予備知識が全く無かったが、サンポール ド ヴァンスは、ヴァンスのまちに近接し、単にサンポールと呼ばれてきたコミューンであったが、他の同名コミューンとの区別をするため非公式にサン=ポール=ド=ヴァンスと呼ばれてきた。正式名称となったのは2011年からであるらしい、この村も昨日のエズ村然り鷲の巣村なだ、先ずは10時15分のバスを探しに1et albert停留所へ



今回の旅行は不思議と行く先が、すんなりと見つかる事が多く、400番バスのヴァンス行きを待つと、いつものごとく20分遅れで出発、回りの乗客は60オーバーがほとんどで乗客の中で一番私が若かった。



バスはプロムナードを通過してからニース コート ダジュール空港が見えた。そこを過ぎてから、どんどんと乗客が増えて行く、このバスはニースから1時間かかる距離にも関わらず1.5eと格安だった。フランスは鉄道が高い分、バスが相当発達しているので、時間にゆとりがある人はバス移動がオススメだ、

 

バスは途中Cagnes sur merという国鉄の駅の近くの停留所にとまった、この時点で時間のゆとりがとれそうであれば、カンヌに行けそうだと感じる、目的地に着くとガイド本には1時間で到着と書いてあったが結局1時間20分かかった、これはフランスに着いて思った事だがバスに関してだが何事も予定の到着時刻の+20分は見といて正解だ。



割と街自体はこじんまりとしてまとまっていたので、1時間程回ってから今日の本当の目的地サンポール ド ヴァンスへ村の中に入ると昨日のエズ村と似ていて石畳の村だったが、より洗練され華やかで道幅はエズよりちょっと広く歩きやすい、画家のアトリエがたくさんあったのも特徴で写真のように石畳の道も太陽の形を施し、いちいちオシャレで何処を取っても絵になる風景であった。平日って事もあったのか思ったより村には観光客が少なく、村の中をじっくり見る事が出来た。



14時30分になると停留所に向かうが、前の停留所と停留所の間がサンポールドヴァンスの街を取るのにベストなスポットだったのでそこで何枚も写真を撮りまくる。



停留所に戻ると15分位でバスが着き、ニースへ帰ろうと思ったが、途中からどんどんバスの中が混みだしたのと、なんか渋滞にはまって帰りが遅くなりそうなので、cagnes sur merの停留所で下車し電車でカンヌへ向かう。この間に事件が起きたのである。

私がcagnes sur merの券売機で買ったチケットはterのチケット券売機【写真右がterのチケット券売機】で私の操作ミスでcarte jeune a presenterになってたらしく



罰金35ユーロを食らってしまったのだ

言い訳仕度ても何しろ満足に英語、フランス語が話せないので泣き寝入りするしかなったのだった…。

カンヌは前回南仏に訪れた時、あのカンヌと言う名前程、あるのは海岸線のプロムナードが華やかな位で、見るべき所が無い印象だったが



今回も同様の印象を受けたが、前回行かなかった丘を上がりカンヌの街並みを撮りまくった。



 明日は移動で早いので今日はいつもより早めにホテルに戻る。

 

コートダジュール地方は見所満載で近隣の街にも大体1時間で行く事が出来て。バカンスとして見たら最高の場所で大大満足だったが

 

食としての勉強としてに関すると郷土性が弱く寧ろイタリア料理の印象が強くこれといった物に出会わなかったのは残念だ、しかし何年後かになるかは分からないがバカンスとしてまた訪れたい場所だ。

 

今日の1曲

she moved throw the fair/ Davey graham







今日はエズに向かうが、その前にニースの海岸の東側にある小高い丘に向かうこれがコリーヌ城跡だ 



そこの展望台から見るニースを写真に納めたかったので階段を登る。登って見ると結構高さがあるので驚いた。頂上からとった湾曲したニースの海岸や街並みはとても綺麗で、思わず同じ写真を何枚もとってしまった。



このコリーヌ城跡は公園にもなっていて、登るのは大変だが頂上からの景色は必見だ、階段が苦手な人は有料でエレベーターも出ている。


さて今日の一番目の目的地エズだが、ここはニースとモナコの中間に位置している。エズ村だが、あまり日本では知られてない

 

ちょっと説明するとフランス地中海の上方の標高427mに位置する高い崖を見下ろす場所にある高い標高のため村と明るい黄褐色の教会は遠方から確認することが出来る。

 

この周囲はローマ時代から戦争が絶えなかった為それを避けるため身を隠すように山の山頂付近に民家が密集して建てらた。その風景が、切り立った崖の上に鷲が巣を作る様子を思わせる事から鷲の巣村と呼ばれるのだ

 

通常だとこの村迄のバスが出てるが敢えて山を登って村迄行くルートを選ぶ。



大体普通の人で村迄山道を1時間歩けば辿り着くが、これが中々きつく、途中で山登りを選んだ事を後悔しそうになるが、ここからの素晴らしい景色に救われる。



1時間10分後なんとか山頂の村に辿り着き喉がカラカラと腹が減ってしまったので目に入ったレストランに入る今日はスパゲティカルボナーラとリモナードと言ってフランス版のキリンレモンを注文する



 カルボナーラの麺は太麺でしかも若干角ばったパスタで塩味は薄かったがそこそこだった。量はスパゲティ屋さんの大盛りの量で満足感は大きかった。

 

このエズ村だが細い石畳の坂道や階段が続きまるで中世から抜け出てきたような村だ



大体一通り見終わって停留所に向かうと次の行き先モナコ行きのバスは1時間後で散策するにも山登りと陽射しの強さで体力が消耗しずっとベンチで座る。

 

今度は座り疲れた頃にようやくバスが辿り着く。

 モナコに入るとバスは急に進みが悪くなる、モナコの最大の弱点は道幅と車線の少なさだ、と言っても増幅は無理なので四六時中の渋滞は受け入れなければ行けない

 

とネガティヴな話しになったがモナコの街は先程のエズとは打って変わってラグジュアリーで如何にもお金持ちが集まりそうで、品の良さが溢れる街でチャンピオンのパーカー姿の私が本当に来てはいいのだろうか?と恥ずかしくなる街だった。

 明らかに住んでる人の生活水準の高さが見て解り、観光客と地元の人は、ハッキリとした違いが感じるのだった。



エズで相当歩き疲れた私だったがモナコでもどうしてもモナコ美術館がある丘を歩きたくまた歩いて登るこの丘はモナコの街並みを一眺出来るベストスポットなのだここからの風景はよりゴージャスさが際立ち特にヨットが立ち並ぶ場所は如何にもモナコという感じだ。



それから丘の路地を散策して



街の色のセンスに圧倒される。この後バスで街を周遊を試みるが渋滞でバスが進まなく、18時半でニースに帰る事にする。渋滞を心配し今日も帰りは電車だ。モナコの駅もやっぱりゴージャス感のあるオシャレな駅だった。




今日は同じコートダジュール地方でも対極の街を楽しめた1日だった。 


今日の一曲The Ballad of Sacco and Vanzetti/ Stephan ponpougnac https://m.youtube.com/watch?v=SOloyjRxmXI



今日も遅めの起床外は小雨がパラついて、少々寒いしかし12時を過ぎる頃には晴れて暖かくなるので、まずはバスでマティス美術館に向かう、辿り着くと開館時間迄30分程時間がある。



仕方なく散策して時間を潰して再び入り口に向かうと日本人観光客の団体がいて、少々マティス見学のテンションが下がる、中に入ると、荷物検査をされてからチケットを購入する。24hチケットを購入するこれが一番安く10eでこれを買うとニースの指定された美術館15ヶ所位周りたい放題になる。 



初めてマティスの絵を至近距離で見て改めて色使いと力強さと躍動感に魅了される。

 

次のバスが12時10分到着なので、そこに合わせて20番バスに乗車する為にバス停に向かうが予想通り時間に来ない。 もしかしたら、フランス名物のスト???と思ってた矢先バスは20分遅れで到着する。もうバスに関しては遅れて当たり前で定時に着くなんてラッキーと思うしか無い笑

 

ニースの市内バスは少々アバウトで場内アナウンスも次何処に行くかの電光掲示番等、気の利いた物等、皆無で乗り手を選ぶのだ笑

 

乗り手側も目的の停留所とその前の停留所を覚えとか無いと大変な目に合う、

 

後もう1点バスを待つ時は手を振ったり何かしらアピールし無いと素通りされるので要注意である。

 

これはニースに限らずである。この20番バスでla porteで下車し100番バスの停留所を見つける。

 

◆100番バスについて【コートダジュールの人気観光スポットのニース、エズ、モナコ、マントン間を走る人気の路線、このバスに関しては場内アナウンスも電光掲示番もある、海岸線を走り窓からは途中何箇所も絶景スポットを通り乗り手を飽きさせ無い、しかもニースからモナコ迄の間は片道1.5Eと破格なお値段、時間に余裕のある方は是非このバスを

 

コツはニース、モナコ間は進行方向に対して、運転手と逆の右側の窓側を乗る事、モナコ、ニース間は運転手と同じ左側の窓側に乗る事、

 

デメリットは夕方のラッシュアワーは渋滞に巻き込まれる恐れがあるので目的地には大分遅れる覚悟を持って乗る事。】 

 

時間を見ると次のバス迄25分あるのでお昼ゴハンに何処か店に入る事にする。この店の料理が酷すぎた…ラザニアとエスプレッソのセットを頼んだのだが



ラザニアは手作りでは無く冷凍のラザニアでチーズは硬くラザニアも硬く、塩味も聞いて無い負のトリプルスリーで、こんなんで10.9E日本円で1300円は無いだろう……だった。今思うと空腹過ぎる状態は真っ当な判断力を鈍らせる。取り敢えず何処でもいいからになるのでハズレの店を引く可能性が高い。

 

そこのオーナーらしき人はフランス人では無く移民の人で客の入りも悪く、地元の人よりは観光客目当てで何の拘りも無い店だったのだ。

 

気をとり直して100番バスに乗るとエズ迄の間が絶景スポットの連続で先程の悪夢が吹っ飛んでしまった。



海が綺麗過ぎて山の上からのニースの街並みがとても綺麗だった。モナコに入ると貴重な光景を目にするのだった。

 

今月の11日にモナコGPがあり設営の真っ最中だったのだ、しかも狙った訳でも無く偶然なんて運が良過ぎるとしかいいようが無い!

 

そこから30分して無事目的地のマントンに着く。マントンの街並みはニースとモナコに比べると素朴で華やかさは少々だが。



観光客が少ないので、落ち着いて散策出来るのだった。後気づいた重要な点が一つそれは、街のレストランがフランス料理では無くイタリア料理店が8割でほとんどの客がピザかパスタを注文している。

 

パスタの特徴はショートパスタが中心で、ラザニアは基本どの店にもある、これはカルチャーショックを受けてしまった、マントンという街はイタリアの国境沿いに近いのが一番の原因で料理自体もイタリアの影響が大きい。

 

コートダジュール地方の郷土料理は自分の感じたイメージは、イタリア料理なのだ



メニュー表記はpastaでは無くpatesと書かれているのも大きな特徴だフランスで目一杯イタリア料理を楽しみたいのであれば、コートダジュール地方が当たりだ。

 

その変わり期待してた、ラタトゥイユだったりピサラディエールが食べれる店が見当たら無いのは残念だった。それは同じ南仏でもも少し北のプロヴァンス地方の郷土料理だからかもしれない。

 

そんな事を感じつつ目的地の私がフランスで一番好きな芸術家、ジャンコクトー美術館の場所を聞きにツーリストインフォメーションに行くと、今日は休みだったのだぁ。フランスは日曜から火曜日が休みのお店が多いので要注意だ!仕方なく自力で探すべく海沿いを歩くといとも簡単にジャンコクトー美術館を見つけられて寧ろビックリだった。



中に入ると初めて目にする本物のコクトーの作品が沢山ありテンション上がりまくりで調子に乗って帰りのお土産ではコクトーのポストカードを買いまくり店員さんを困らす。15時が過ぎ帰りのニース行きのバスを乗る為停留所に行くと既に来ていたが間一髪間に合う。

 

バスはモナコに入ると渋滞に巻き込まれ中々進まない。仕方なく明日観光予定だったが急遽下車し散策すると、モナコGPのコースを見て回る、どうやら一部は勝手に入っていいらしい。観客席のvip席のある場所がなんとプールがありラグジュアリーでビックリする。



しかしこのモナコの人達は楽しむ時はとことん過ぎる位とことんで少々浮世離れした街モナコの片鱗を垣間見たのだった

 

モナコモンテカルロ駅に向かうと丁度ラッシュアワーで電車は座れなかった。今日はフランスに来てからベスト3に入る位歩いたのでホテルに着くとぐったりだった。今日も充実した時間だった。

 

今日の一曲

Qua quara qua qua /Baden powel

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